言葉の意味を合わせましょう ベトナム人採用候補者の履歴書が自画自賛の言葉で飾られていることは皆さん良くご存知と思いますが、不思議に思い何度か尋ねたことがあります。 筆者:「ここにハードワークって書いてあるけど、どういう意味?」 候補者:「仕事に集中して取り組むことです!」 筆者:「。。。。(それって、普通に働くことじゃないかなあ)」 筆者」「では、ここにプロフェッショナルな環境で働きたいとあるけど、プロフェッショナルとはどういう意味?」 ...

仕組みで育てる 特に会社に伺っての社内研修では、弊社に教育のご依頼いただくのは、従業員規模150名超の会社がほとんどです。筆者の知見からは、機械加工の会社でベトナム人従業員70~100名に1名の日本人、組み立て企業では200名から最大で1,000名に1人の割合で日本人が駐在されているようです。1人の日本人が直接指導できるベトナム人の数はせいぜい20名程度まででしょうから、手に余る体制となって、教育の依頼をいただくようです。 □「学ぶべき背中がない」「部下を育てない」 ...

日本のベトナム人材育成への貢献を考える 人材育成という事業ゆえ、弊社の事業は日本政府のベトナム支援策とも重なることが多く、日ごろ日本政府の支援の動きについても目を配っています。今回は日系企業に勤めるベトナム人従業員の育成という観点からは少し離れるのですが、筆者なりのこれからのベトナム支援について私見を述べたいと思います。 □より戦略的な支援への変化 ODAといえば、水道もない村で井戸を掘ったり、学校を作ったりと途上国の人道支援的なイメージがありましたが、昨今のODAの位置づけは変わってきているようです。 ...

ベトナム企業との付き合い方 ベトナムへの進出やベトナム市場の開拓のため、ベトナム企業との合弁や協業といった話題が絶えませんが、残念ながら成功例が聞こえてきません。筆者の経験からも、日本企業が一般に合弁先・提携先に期待する役割をベトナム企業に担ってもらうことには相当な困難を感じます。今回は筆者なりの経験から、ベトナム企業と付き合う上での落とし穴や心構えを考えてみたいと思います。 □「濡れ手で粟」「棚からぼた餅」がベトナムでの成功の常套手段 ...

日本人が求心力 2006年のベトナムのWTO加盟より日系企業のベトナムへの進出が加速してはや8年、労賃の安いベトナムでは日本人材の人件費が際立つこともあって、現地化の声が高まっています。「現地の事は現地の人に任せるのが一番」と誰もが考えることですが、特に幹部人材の現地化は一筋縄ではいかないようです。 □ベトナムの事はベトナム人が一番よく分かっている? ...

南北でベトナム人材はどう違う? 「ベトナムは南北でベトナム人材が異なると言われますが、どのように違うのでしょう?」良くいただく質問です。先日、知人の会社の飲み会に招かれて参加したところ、ホーチミンより参加したベトナム人スタッフより「ハノイのベトナム人同士が話をしているのを聞くと、まるで喧嘩しているみたいです」と評していました。 確かにベトナム人にとっても南北の違いは明白なようです。 □頑固だが気骨ある北部人、素直だが気変りの早い南部人 ...

“信用”しても“信頼”しない 昨年よりハノイでは現地化に向けたベトナム人幹部育成の要請が増えてきました。将来を期待されるベトナム人材が各社で頭角を現してきている状況は喜ばしい反面、幹部人材を決めうちで手塩にかけて育てている会社様には一抹の不安も覚えます。 □組織人としての就社意識を持つ日本人はむしろ特殊? ベトナムの離職率が高いことは言わずもがなですが、軽作業の工場でも通常で3~5%/月、 ...

“Why:なぜ”を問わずに”How:どうやって”を問う ミスの注意をすると言い訳ばかりで反省の色が見えない。問題解決のための原因究明を指示したはずが、いつのまにやら犯人捜しになってしまっている。良く聞くベトナム人材の成長課題です。 ベトナム人特有のプライドの高さが原因と考えがちですが、理由はそれだけではなさそうです。 □「なぜ」は相手への不信感から出る言葉? 弊社のパソコンが不調で突然シャットダウンしてしまうため、 ...